安倍首相会見について

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070502i217.htm

安倍首相は2日午後(日本時間同日夜)、カイロ市内のホテルで記者会見し、憲法改正について、「すでに私もかかわった自民党憲法草案が出来上がっている。これをもとに国民的議論をしていきたい。第2次案とかは全く考えていない」と述べた。

これはつまり安倍首相が参院選を、改憲を争点にする、といった場合、自民党憲法草案にイエスかノーかを問うということですね。
てなことを5日(土)の「愛川欣也のパックインジャーナル」で川村晃司氏も指摘してました。重要です。
さらに
http://www.nakagawahidenao.jp/pc/modules/wordpress0/index.php?p=535自民党の中川幹事長が、毎日新聞世論調査結果をひいて、「「夏の参院選で、憲法についての各政党や候補者の考え方を、投票の判断材料にしますか。→判断材料にする69%、しない17%、分からない14%」/つまり、憲法問題は、国民の7割が参議院選挙の争点として求めているテーマである。/そして、改憲賛成は51%と民意の過半数を超えている。改憲反対は19%にすぎない。いまや憲法改正こそが民意なのである。」と述べています。
安倍首相のカイロでの発言と、中川氏のコラムがどれだけ連動しているかわからないが、もし、参院選挙で自民・公明与党が勝利した場合、安倍内閣やその周辺が「自民党改憲案での改憲が支持された」ということを言い出す可能性が高いと思われます。要注意ですこの辺はよく突っ込んでおくべきと思われます。