本日の転載:憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報 No.35

■国民投票法 憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報 〜弁護士 猿田佐世〜■より

憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報 No.35

   〈国民不在の国民投票法憲法改正手続法)〉
2007.5.7 〜弁護士 猿田佐世〜 ■

★★★★★★★★
 ●民主へ「最低投票率入りの修正案を!」とのFAXを!
 ●今週か、来週か、じわりと正念場。
  与党は公聴会を形ばかり積み上げ、審議時間積み重ね、採決を狙う
 ●明日(8日)は午後参考人質疑、傍聴へGO!
  本日の公聴会と明日の参考人質疑のメンバーは下記↓
                                  ★★★★★★★★

●今やること
(1) 民主党へ 「最低投票率入りの修正案をだせ!」 とFAX (詳細は下記)
  FAXは → http://www.news-pj.net/kenpoushingi/sangiin-kenpouchousa.html
(2) 委員会傍聴!! 福岡の公聴会は30人しか傍聴がいなかったそうな。
  こりゃ、知らぬ間に通っちゃうよ。GWから目覚めるべし。傍聴方法は下記↓
(3) 集まるべし! 詳細は↓
  8日 18:30〜ヒューマンチェーン
  9日 12:00〜 院内集会・10日 15:00〜 院内集会

●情勢・概要
  今日は札幌と福岡での公聴会公聴会を全国9ブロックで!との民主の声を聞いた与党が、衆議院も入れれば、既に、 6カ所で終了(札幌・仙台・新潟・名古屋・大阪・福岡)。仮に残りもやるとしても(やらないだろうと言われているが)、中国・四国と中央(東京)を残すのみ。
  主要論点についての参考人質疑も、各論点を4月から連日審議し、明日を終えると「国民投票の対象」という論点を残すのみ。
  いよいよ、自民党強行採決の日程を探り出している。今週という報道もある程であるが・・・。
  明日以降の日程は、明日の委員会後の理事懇で決定される見通し。

民主党最低投票率修正案を出してもらおう!
  民主党が修正案を準備をしている。
  最低投票率入りとするか否かで 「全員が入れた方がいいと考えている民主参院委員」 と 「入れたら違憲と言っていた民主衆院委員」 とが党内で紛糾しています。
  この法案は成立阻止が一番良いですが、成立するにしても最低投票率なしでは 「国民の承認」 ではない投票となる可能性あり。
  また最低投票率入りの法案は自民は絶対に飲めないでしょうから、提出されれば自と民の対立がさらに明確に。
  (すると議論が延びるし、ひいて言えば、将来の議員の3分の2の改憲案提出が困難になる)。

  みなさま、民主党の議員メンバーに 「最低投票率入りの修正案を出して下さい! 信ずるところに従って頑張れ!!」 とファックスして下さい!
  民主参院の議員の方々はとても良い! また、全員7月参院選での改選の無い議員ばかり。
  党の論理に拘束されなければ、すばらしい案を出してくれるはずなのです!!!
  FAXは → http://www.news-pj.net/kenpoushingi/sangiin-kenpouchousa.html

●遅くなりましたが、公聴会参考人のメンバーをご報告
■5月8日 (参考人質疑)
1 国民投票運動の規制について (参考人
  駒澤大学法学部教授                      西 修さん
  ジャーナリスト 「国民投票住民投票」 情報室事務局長 今井一さん
  早稲田大学社会科学総合学術院教授            西原博史さん
  弁護士・日本労働弁護団会長                 宮里邦雄さん

2 両院の在り方及び国民投票の無効訴訟等について
  立教大学大学院法務研究科教授・弁護士     鈴木利治さん
  慶應義塾大学教授・弁護士              小林 節さん
  上智大学法科大学院教授               高見勝利さん
  専修大学名誉教授                   隅野隆徳さん

■■本日 (5月7日)
■ 福岡公聴会 (公述人)
  社団法人日本青年会議所九州地区協議会会長       植村敏満さん
  福岡県議会議員                          清田信治さん
  西日本工業大学理事・女性と教育の未来を考える会代表  梁井迪子さん
  福岡大学名誉教授                         石村善治さん

■ 札幌公聴会 (公述人)
  株式会社自由広報センター取締役        武谷洋三さん
  北海道大学大学院教授              山口二郎さん
  越前屋法律事務所所長・弁護士         越前屋民雄さん
  弁護士                         小坂祥司さん

●傍聴につめかけろ!!!
8日の傍聴のお手伝いを、近藤正道事務所にお願いしております。

(傍聴方法)
1 まず、事前申込をする (事前申込が必ず必要です)
  傍聴希望の方は、5月8日11時までに、名前、住所、電話番号、年令、職業を明記の上、「5月8日の憲法調査特別委員会傍聴希望」 として、近藤正道議員の議員会館事務所宛てに、FAXしてください (FAX 03-5512-2740)。

2 当日 (5月8日)
  委員会は、1時から6時。
  午後 1時に国会議事堂・参議院議員面会所に集合。
  傍聴券を受け取れるのは午後 1時10分以降になるかも知れませんが、ご了承下さい。傍聴は途中抜けはOKですが、一度出ると再度は入れません。
  集合に遅れた方は、参議院議員会館の近藤正道室まで傍聴券を取りに行って下さい。

●集まるべし
■5月8日(火) 18:30 〜 19:30
  「STOP! 改憲手続き法  5・8国会へ行こうアクション」
  衆議院 第2議員会館前 (地下鉄永田町駅、または国会議事堂前駅下車)
  主催:5・3憲法集会実行委員会 (お問い合わせは 03-3221-4668)
■5月9日(水) 12:15〜13:00
  参議院議員面会所集会 (地下鉄永田町駅すぐ)
  主催:5・3憲法集会実行委員会 (お問い合わせは 03-3221-4668)
■5月10日(木) 15:00〜17:30
  参議院議員会館第一会議室 シンポジウム 「改憲国民投票>を考える」
  主催:改憲国民投票>を考える5月企画委員会

  私も、8日・10日に発言予定です! おいで下さいませ!

●最後に・GWを終えて
  GWが明けました。私も春眠から覚めます。突然、再び、臨戦態勢になりますが、みなさまもスタートダッシュをお願い致します。
  5月3日の各地での憲法集会の盛り上がりはすごかったですね。私は京都の集会でお話しさせて頂きましたが、 2000人予定が2400人以上集まり会場がすごい熱気。私はとりとめもない話の上に 「本日入籍」 のご報告までしましたが、なぜそんな話をしたかというと、友達との何気ない 「いつ結婚したの?」 「憲法記念日」 という会話からも、憲法アピール出来る、ということで。

  とにかく護憲運動は、外への広がりを楽しく持つことが絶対です。
  「どうすれば外に広がるんだろう?」 と思ったときには、「憲法以外のことを考えるときにやっていること」 をやることです。
  ご飯を食べること、ショッピングに行くこと、駅で電車を待つこと、傘をさすこと、映画を見ること、何気ない会話・・・。これらにアピールを折り込む。
  憲法勉強会や決まったメンバーでの情報誌も有意義ですが、憲法から遠ざかっている方々に憲法を広げることが大事なように思います。

  そうなのです。私事ですが入籍しました。籍入れないつもりだったのに、渡米ビザの関係で入れざるを得なかったので、せっかくなら5月3日、ということで。
  メルマガ読者の皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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  → http://www.news-pj.net/kenpoushingi/
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  → http://homepage.mac.com/volksabstimmung/id106/
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(23:55)

猿田弁護士入籍。