今週の「愛川欽也パックインジャーナル」予定

11/17(土)放送予定

守屋参院で証言 その先は・・・ほか


<コメンテーター>
田岡俊次朝日ニュースターコメンテーター)
山口義行(立教大学教授)
川村晃司テレビ朝日コメンテーター)
升味佐江子(弁護士)
横尾和博(社会評論家)


<テーマ>
 (1)守屋参院で証言 その先は
東京地検特捜部は、業務上横領容疑などで逮捕した軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者らに対する防衛省側の便宜供与の有無を解明するため、13日から、同省職員やOB二十数人を参考人として一斉に事情聴取する方針を固めたことが関係者の話でわかりました。特捜部は、宮崎元専務が守屋前防衛事務次官にゴルフなど接待攻勢をかけていた実態の解明など、贈収賄容疑を視野に入れた捜査を進めています。一方参院でも15日守屋前次官の証人喚問が行われ、宴席に額賀財務相と久間元防衛相が同席していたことを明らかにしました。
 
 (2)給油新法衆院通過 その先は
インド洋での海上自衛隊の給油・給水活動を再開させるための補給支援特別措置法案が13日、衆院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決され、参院に送られました。参院第1党の民主党の反対姿勢は強く、参院での審議入りのめどは立っていません。与党は衆院の3分の2による再議決も検討しており、解散・総選挙もからむ与野党の攻防は激しさを増しそうです。
 
 (3)株安円高で経済の見通しは
12日の東京金融市場は円高が加速し、輸出企業の先行き懸念などから大幅な株安となった。東京外国為替市場では約1年半ぶりに1ドル=109円台まで円高が進み、日経平均終値は、前週末比386円33銭安い1万5197円09銭で、8月17日につけた今年最安値(1万5273円68銭)を更新しました。その後反騰をしていますが、サブプライムローン問題の影響は深い影を落としています。
 
 (4)天下り人事に参院がノー
天下り人事にストップがかかりました。政府が今国会に提出していた国会同意人事案件14機関28人分のうち3機関3人分が、14日午前の参院本会議で、民主党など野党の反対多数で否決されました。同意人事が「不同意」になったのは、1951年に参院電波監理委員会(当時)の委員1人が否決されて以来56年ぶり。来年3月には同意人事の対象となる福井俊彦日銀総裁の任期切れが控えており、与党と民主党が協調可能な人選ができるかどうかが焦点になりそうです。
 
 (5)道路68兆円を使い切るらしい
国土交通省は13日、08年度から10年間の道路整備中期計画の素案を発表しました。道路整備に必要な国費は道路関連事業(3兆円)を含め35兆5000億円で、道路整備に使い道が限られる道路特定財源の収入31兆〜34兆円(国交省試算)を使い切る計算です。また地方自治体の負担も含めると68兆円となります。これまで通り道路建設を推し進め、高速道路など高規格幹線道路の未着工区間もすべて造るとしました。政府が一般財源とする方針の道路特定財源の「余剰分」を生じさせない内容になっています。

http://asahi-newstar.com/program/packin/onair/071116-004689.html

やはり(1)(2)に注目か。