続・ヒゲ発言リンク&youtube映像
ヒゲ隊長が初登院の際、妙なことを発言していたので気になっていました。
http://www.asahi.com/politics/update/0807/TKY200708070179.html
■佐藤さん「新たな戦場」
自民党比例区で当選した元陸上自衛隊イラク派遣先遣隊長の佐藤正久氏(46)は正門で約10秒間、敬礼をした。3年前のこの日にイラクから帰国。「灼熱(しゃくねつ)と砂嵐のイラクから、今度は逆風の吹き荒れる新たな戦場に到着した思いだ」と顔を引き締めた。
(強調引用者)
非戦闘地域に派遣されてたんじゃ?
Links
・佐藤発言への質問状提出の記者会見報告 - 杉浦 ひとみの瞳
・佐藤発言をマスコミはどうとりあげるか~逐次追加します - 杉浦 ひとみの瞳
・佐藤発言への質問状の次の一手 ~ つづきものです - 杉浦 ひとみの瞳
http://niphonese.jugem.jp/?eid=304
たとえば,街頭でヤクザが人をボコボコにしているのを見て,助けに入るといった場合,それによってヤクザから反撃を食らい負傷したとしても,それは助けに入った人ひとりの問題だと言えますが,「自国市民を守る」ことを使命とする軍人が,同盟国軍に対する敵兵の攻撃に応戦し「交戦状態になれば,自国の市民の安全が損なわれる」危険が出てくるわけで,事は現場の軍人だけの問題では済まないのです。自国の同胞まで巻き込むことになる。
文民統制を無視!~ヒゲ隊長巻き込まれ企図に栗栖更迭事件より危険なものと警告(東京) - 情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄
また、東京新聞は、【今回の発言は“非戦闘地域”というイラク特措法の前提が成り立たないことを暴露した】と重要な論点を指摘している。この点、改めて小泉の「どこが戦闘地域で、どこが非戦闘地域か、日本の首相にわかる方がおかしい」などという無責任な判断で、自衛隊をイラクに送り出したことの問題点が問われ直さなければならないはずだ。
佐藤正久発言、you tubeにアップ~「日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろう」 - 情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄
ここで紹介されていたyoutube映像
部隊を率いていた者には、オランダ軍への攻撃に「巻き込まれ」ないように最善の努力をする任務、自衛隊員の安全確保に万全を期すことこそが課されていたのであり、「巻き込まれる」ことを予測して行動すること(予測なり意図なりがあれば、事態は「不測」ではなくなってしまう)は許されていない。
(...)佐藤氏を擁護することは安倍政権や自民党が「現場の自衛隊にシビリアンコントロールを無視して、違憲・違法行為を行うことを、認める」ということだからだ。そんなことが認められるのなら、究極的には、クーデターや、自衛隊が勝手に他の国々との戦争を始めることすらも、否定できなくなり、民主主義国家としては成り立たなくなる。