北朝鮮「サプライズ」関連

万景峰号バージョン作成。参院選直前タイミング帰国の暴風に備えるには、このバナーを今からはりまくるしかない。その時慌ててももう遅い。: 雑談日記(徒然なるままに、。)

低気温のエクスタシー(故宮)
빠르고 정확한 북한 뉴스 - 데일리NK(削除)*1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070702-00000012-gen-ent
参院選直前に拉致日本人が北朝鮮から電撃帰国する雰囲気? : 低気温のエクスタシー(故宮)
安倍首相が電撃訪朝→拉致被害者が電撃帰国のシナリオ?? : 低気温のエクスタシー(故宮)
結局何でしょうな。以下つたない日本語。
犯罪の被害者が開放されるのは、文句なしにいいことなのだが、それが、そのスケジュールをコントロールできる場合に、国政を左右する選挙の結果に影響を与えることを狙って調整されるというなら、至極当然な話、大きな問題だ。
「選挙結果はこれまでの政権運営と選挙公約の内容が評価された結果だ」
憲法改正も当然信任されました」
勝てばなんとやらで、こう言い出すのが目に見えている。
こういう形で拉致問題を利用するのは、利用するものにとって二重に「おいしい」のだろう。そして、それは、被害者家族を二重に傷つけるはずだ。
要は、「サプライズ」にならなければよい。が、メディアは「サプライズ」と連呼するだろうけど・・・。それで、注意を喚起する意味でこういうものを作っているうち、はっとすることがあった。

めぐみさんが帰ってくるならば、憲法改正もしょうがない?。
めぐみさんが帰ってくるならば、残業代ゼロでもしょうがない?。
めぐみさんが帰ってくるならば、自衛隊アフガン行きもしょうがない?。
めぐみさんが帰ってくるならば、大増税もしょうがない?。
めぐみさんが帰ってくるならば、共謀罪もしょうがない?。
めぐみさんが帰ってくるならば、「親学」もしょうがない?。
めぐみさんが帰ってくるならば、ネット規制もしょうがない?。
めぐみさんが帰ってくるならば、etc...

まず、お涙頂戴の報道に影響されるだけなら簡単だ、しかし少し考えようとすると、上のような比較を行わねばならない。そのとき、誰かに、「被害者の心情を考えろ!。被害者の苦労を考えれば増税ネット規制も小さなことだ!」とか言われるだろうか。言う人がいなければよし、これは「藁人形論法」だ。しかし、このような声をすでに内面化している可能性はあると思う。比較を行うこと自体が何か人間的に非道徳的であるかのように感じるようになっているかもしれない。
しかし、当事者以外の人間は絶対に当事者になれないし、それを恥じる必要はない。そして、もし、上のような判断を有権者にさせている、と被害者に思わせるようなことになれば、それこそ気の毒ではないか。ワンイシューで選挙を行うことに、被害者利用ということになれば、罪はなお深い。