せこー&たいちの怖い話

古い話を孫引きですいません。
安倍晋三 - トラックバック・ピープルにTBされていたhttp://gooyannonetgame.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_b260.html*1さんのエントリ経由で見つけました。http://www.archivelago.com/~Chisso/040120johososa.htmというページ、どーですか?コレ・・・・。かなり前の話(2004.1.20)ですが・・・

たまたま付けたテレビで参議院自民党山本一太議員と世耕弘成議員の話を一部聴いた。これはCS放送のアサヒニュースターでやっている、「闘論」という司会者なしで二人だけでしゃべりまくる番組である。小泉応援団の二人の話は、番組名の「闘論」というイメージとは違い、討論するという感じではなかった。この中で面白かったのは「小泉ブラックホール説」である。

「僕なんかは今より小渕、森内閣の時の方が燃えていた。あの頃は相手から反発があるにしても手応えがあった。しかし小泉さんは我々の意見を何でも受け入れてくれるが、そこから何も出てこない。皆吸い取ってしまってまるでブラックホールみたいだ。」

「小泉さんの身辺にいる官僚達でさえ、小泉さんが何を考えているかわからないといっている。」というのである。それが政府の説明不足に結びつくという。世耕議員はNTT時代にも広報部報道担当課長、現在は自民党広報本部副本部長であるから、広報を重視するのは当然としても、その話の過程で背筋が寒くなるような意見が出た。

アメリカ大統領には100人くらいの広報専門官がいて、小さなジャーナルに至るまで目を通して、大統領にとってマイナスになると思われる記事にはすぐに対応をとる。クリントン大統領があのスキャンダルを乗り切ったのは彼らのお陰であった。」
「日本の首相官邸にもそういう広報専門家がいるべきである。」

彼らは自分たちの言っていることがどういうことかわかっているのだろうか。わかっていなければこちらで教えてやろう。

「権力にとって第一義に考えなければならないのは政権の維持である。そのための障害になりそうなものは、どんなに小さいことであっても軽視せず、あらゆる手段でその排除をはかるべきである。とくに情報のコントロールは重要である。国民のための言論の自由や情報公開などというものは二の次でよい。」

二人とも首相への野望を隠そうともしないのはご愛敬としても、こんなことを平気で口にする「若手有望政治家」はこちらで願い下げである。

私が不勉強なだけですごく有名な話なんでしょうか?。当時は問題になっていたんですか?。それにしても、国家公務員なんだから、憲法遵守義務あるでしょ?・・・・

第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

テレビでの発言とはいえ、「尊重し擁護」しているとはとても思えない。せこー&たいちにとっては既に改憲されているのか?。

*1:リンク切れ