本日の転載:憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報 No.41/42
http://www.news-pj.net/kenpoushingi/index.htmlより、2号続けて。
■憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報 No.42
〈国民不在の国民投票法(憲法改正手続法)〉
2007.5.14 〜弁護士 猿田佐世〜 ■★★「付帯決議」 特集 AND 「集まれ!」 特集★★★
●付帯決議がこんな (18個) についてる法案は・・・?
付帯決議って?どういう意味があるの?↓
●これからへつなぐ大きな大きなステップを!
★★★★★★★★■集まれ!この法案では最後のチャンス!
「ねえ、お父さん。あの時何もしなかったの?」 「・・・。」
何もしないで将来悔やむよりも! 一回くらい行っといた方がいいかもよ?!
・・・この3ヶ月、私たちの憲法のための運動が活発になってきています。これからへのいいステップがいろいろ準備されています。ぜひお越しください。「タイトル」 [主催者] (最寄駅)
●「STOP! 改憲手続き法」
5月14日(月) 午前10時に参院議員会館前 (永田町・国会議事堂前)
午前11時からの参院本会議を監視する行動●「STOP! 改憲手続き法」
5月14日(月) 12:15〜13:00 参議院議員面会所 (永田町・国会議事堂前)
以上、[5・3憲法集会実行委員会 (03−3221−4668)]●「国民主権を踏みにじる 「改憲手続き法」 強行抗議! 憲法闘争の一大強化をめざす5・16中央決起集会」
5月16日(水) 12:30〜13:20 集会
13:30〜 国会請願デモ 14:00〜16:00 国会前座込み行動・議員要請
場所:日比谷野外音楽堂(霞ヶ関・日比谷)●こちらもどうぞ。「イラク特措法は廃止を! 自衛隊はイラクからすぐに撤退を! 5.16緊急院内集会」 にご参加を(永田町・国会議事堂前)
5月16日(水) 16:00〜18:00 衆議院第一議員会館 第4会議室
原口一博議員 (「イラク特措法廃止法案」提出者/民主党テロ防止・イラク支援特別委筆頭理事) 他、共産党・社民党・国民新党の各議員■付帯決議特集
●参議院委員会で可決された法案は、付帯決議だらけ
なんと、18項目。付帯決議としては、最多記録。郵政民営化法案は、これより少ない15項目だったが、それでも 「非常識」 という声があがっていた。付帯決議はこちら → http://www.annie.ne.jp/~kenpou/futaiketsugi.pdf PDF
付帯決議はこちら → http://www.news-pj/kenpoushingi/futaiketsugi-20070511.html●「付帯決議って、なんだ?」 教えていただきました。
『附帯決議とは、国会の委員会がその法案(たいてい政府提出の法案)を議決するに当たり意見や希望を表明するもの。条文を修正するには至らなかったものの、これを附帯決議に盛り込むことにより、その後の運用に国会として注文を付けるといった態様のもので、国会で法案を採決するときにつけられているもの。
法案には賛成するけれども、こんなことに気をつけなければダメだよ! という要求書のようなもので、「法案に賛成するに当たっての条件」 のようなものと考えることもできます。また、附帯決議とは、審議内容を振り返って、特に重要と思われる事柄を文書として確認することで、立法府である国会の側、特に野党の立場から、「法案には賛成するが、審議で指摘したことは、きちんと守ってください」 と、行政府である政府への 「注文」 を文書にしたものともいえます。
つまり、本来、附帯決議とは,本来野党が与党の法案に賛同する条件として法律施行時に取り組むべき課題を付記するもので、法案審議の過程で明らかになった問題点について、主に野党側が懸念を表明し、政府に慎重かつ確実な対応を求めるもので、法案提出者が附帯決議を提出して採択するというのは、極めて異例です。
そんな不安だらけの法案は、欠陥法案であり、再度、内容を検討して、法案を出しなおすべきだとの主張が正論です。しかも数の多い附帯決議ほど、悪法であり、審議の未熟さを示しています。今回の附帯決議にある 「努める」 っていうのも、だれが? 立法者なら結論を出して法律を作ればいいじゃないか!
もし今後の足がかりを残すのであれば、法律案を通す条件・政府への注文という附帯決議ではなく、一段上の立法者の意思を示す、格調高い 「単独決議」 (委員会決議) にすべきでした (正式には、○○に関する件)。例えば、議員立法である海洋基本法案の場合は、附帯決議ではなく、「新たな海洋立国の推進に関する件」 という委員会決議が行われています。』
なるほど。。。。。
確かに、この付帯決議を見ると、いかに、この法案が欠陥ばかりと宣言しているようなものです。民主党も、こんな付帯決議をつけることで手を打ったのは 「談合だ」 と言われても仕方ないかも・・・(民主党は法案に賛成したわけではないけれど、衆議院であんなに揉めたのに、参議院では・・・)。●このメルマガの過去ログはこちら
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憲法改正国民投票法についての詳細は、上記HPのほかに、下記もどうぞ
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■憲法審議ってば、今どうなってるの? 国会速報 No.41
〈国民不在の国民投票法(憲法改正手続法)〉
2007.5.13 〜弁護士 猿田佐世〜 ■★★★★★
●14日、午前11時から本会議
●本会議は、数の力に圧倒される、が、
一度、見に行くことをお勧めします。
何も理解していない議員が、
採決の一瞬だけ私語を止め、一斉に立ち上がる姿を。
私たちの、これからのパワーが沸いてくるから。
★★★★★★★★
●14日11時〜12時。本会議の傍聴に行こう!!!
参議院の本会議傍聴は次の通り(参議院HPより)。
「参議院の本会議は、原則として、自由に傍聴することができます。
傍聴を希望する方は、本会議開会当日、傍聴受付窓口 (参議院別館議員面会所内) までお越しください。開会時刻の30分前から先着順に傍聴券を交付いたします。」傍聴を希望される方、あまり傍聴券の枚数もないようなので、早めにおいで下さい。私も、見すえに行ってきます。
●以下、11日、改憲手続法が採決されてしまった委員会の傍聴記
メルマガ読者の方から投稿お寄せいただきました!
なお、11日の傍聴は、170人!! 関心の高さが伺えます!!!■あんたは 「船田か?!」
澤議員 (公明党) は、するどい。
「民主党は有効投票率が必要だと、再三、この場で与党を問いつめたのに、なぜ、有効投票の定めがない修正案を出したのか」答える、民主党、小川敏夫議員は
「有効投票率を定めますと、ボイコット運動を招くなど懸念され・・・」
船田議員から聞いたような台詞を民主党議員から聞くとは思わなかった。
これには、民主党議員すら苦笑する始末。■「いったい何様なんだ!」
議事も終了に近づいたころ、自民党桝添氏が委員長席に何か言いにいったと思ったら、傍聴人に注意せよと告げ口。
自民は傍聴席から一番離れた右側を占めており、左側を占める野党席からのヤジの罪を、傍聴人に着せたようだ。衛視さんが、視界を塞ぐように立ったことに、傍聴人が視界を空けるように声を出したことを機に、委員長が注意。
「傍聴人はさわがないように」 というような、これも失礼な注意なのだが、「さわいでないじゃない」 という傍聴人の声に桝添氏は 「騒いだだろ!」 と恫喝の声を荒げた。
「何様のつもりよ!」 と誰か言い返して欲しいところだったが、そこまで、傍聴人は議員ほど品が悪くなかった。「ぜひ、ご静かにお願いします。」 と言うならともかく、一体、この人は、国会議員をどういう立場だと思っているのだろう。
自分たちが国民より 「上」 と思っている本性を、議場で垣間見るとは。自らが 「指導者」 であると思いこんでいる人たちが、国民投票法案を推進してきたことを肝に銘じたい。
終了後、傍聴人から 「今度の選挙で落としてやるぞ!」 の声が上がった。
(本当にそうなんですよね。国会議員の事務所に電話すると、大変丁寧に対応してくださる事務所ももちろんありますが、「あんた何様のつもり?!」 って怒鳴りつけたくなる事務所も少なくない。今度、議員名挙げてリスト作ろうかしら。議員って・・・だんだん、感覚狂ってくるんじゃないかしら)
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