国会名命名

ジンゴろ

わいはさきに新内閣命名 - 善哉新報(休刊中)で“塩崎恭久の見た目が九割内閣”などという御ばかな名を安倍内閣に授けたのだが、いまのところ塩崎をよいしょするような空気はない。やっぱりね・・・。
ところで、今国会である。安倍内閣の最優先課題として「教育改革」がかかげられ、教育基本法の「改正」が強行されようとしているわけである。教育基本法の改正案の問題点は、愛国心を含んだ国定の徳目の注入、家庭教育・生涯教育を含んだ教育の国家統制など、多岐にわたる*1。このような国会が「教育国会」と呼ばれているわけだが、そういう政府側・多数派側のイメージに流されていては当然イケナイわけで、下のような記事になる。

http://d.hatena.ne.jp/annntonio/20061005/1159992789
 今行なわれている国会は、確かに「教育国会」という様相を帯びてくるでしょう。ただ、それに留まってはいけないとも、ワタシは以前提案いたしました(http://d.hatena.ne.jp/annntonio/20060924/1159119216)。そのイメージをいまナントカ言葉にするなら、議会制民主主義とか立憲主義とか基本的人権とかいう国もあり方という大きなレベルから市民の社会生活に直接関わってくる価値観までが包括的に攻撃対象にされ、政府にゆがめられそうな国会…というべきでしょう…か。

 …コレじゃぁ全然こなれてないので、このイメージを理解してくれて、すてきなコピーにしてくれる方がいらっしゃったら、もう愛して止まないっす。

それでhttp://d.hatena.ne.jp/annntonio/20060924/1159119216でわ

■項A=通奏低音…政治家による「自虐史観」批判。その矛先は官(文科省)民問わずで、アカデミックフリーダムなど市民的自由への配慮はナシ

■項B=伴奏…教育の「政治主導」による運営

■項C=主旋律…権限の強化された内閣府とその主催者たる首相が、役人や民間、政治家から選好したメンバーで強烈な行政国家を運営

 これら三要素がそれぞれのタメになって力を発揮されるのでしょう…ね。

ということをふまえて、ナニ国会と名づけたらいいのか、というのが今回のテーマなわけですが。


命名日本お江戸化国会


「「議会制民主主義とか立憲主義」とかいうものが攻撃対象になっているなら、日本を「明治以前」の姿に戻そうとしているに違いない!」とか思ってしまうわけですよ、じっさい、武士道ぶーむですし・・・。
やっぱりうまくまとまりませんでしたねえ、竜頭蛇尾を絵に書いたようなエントリでした。m(_ _"m)

*1:こういうことはhttp://xxxkaiakuxxx.ring.hatena.ne.jp/参加のほかのぶろぐがとっーーーーーつてもわかりやすい。たとえばココ2006-04-11