「自由と生存のメーデー」

こないだから告知していた「自由と生存のメーデー
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007050190074158.html

 派遣労働者やフリーターの若者らによる「自由と生存のメーデー」が30日、東京・新宿で開かれた。「非正社員を使い捨てにするな」「残業代を支払え」。1日のメーデーを前に、いつもは集まることのない若い参加者が集まり、切実な声を休日の繁華街に響きわたらせた。

 音楽を流したトラックが怒りのシュプレヒコールを先導する。「職場に労組があっても入ることのない、フリーターのためのメーデーをやろう」。デモは非正社員をつなぐ地域労組「フリーター全般労組」(東京)が企画。4回目の今年は昨年の4倍の約420人が参加。上野や山谷地区でホームレスを支援するグループや平和団体も加わった。

 「まともに暮らせる賃金を」「派遣会社はピンハネするな」。派遣労働などで働く人たちならではの訴えが続き、大久保地区から歌舞伎町へ約2時間、練り歩いた。

 昨年のデモでは逮捕者も出ており、大勢の警官に物々しく取り囲まれた「サウンドデモ」は人波あふれる沿道の目を引いた。

 「最初は何だろうかとびっくりしたけど、(デモの主張には)共感できる部分もあった」と、都内在住のアルバイト男性(32)はうなずいた。「格差がこんなに広がっても自分が何も言えないのも悔しかった。デモは何もしないよりずっといいと思う」と女性(23)は友人と一緒に見守った。

http://www.asahi.com/life/update/0501/TKY200705010001.html

 デモの後方では、人々から集めた100を超す「デモ・コール」を作家の雨宮処凜(かりん)さんらが叫んだ。「最低賃金1500円以上よこせ」「過労死から逃げろ」「住む場所をよこせ」「生きさせろ」

 病気のため今は生活保護を受けるシングルマザー(45)は「『生きさせろ』というメッセージに共感できた。時給800円台でどうやって子どもを育てるのでしょう」。

 歌舞伎町では、6メートル×40メートルの巨大なブルーシートを頭上にかぶるパフォーマンスがあった。「正社員、非正社員を問わずプレカリアートが一つの社会勢力としてまとまろうという意味を込めた」と主催者は言う。プレカリアートはイタリア語のプレカリオ(不安定な)から派生した言葉で、「不安定な雇用を強いられた人々」の意味だ。

 大阪の「明るいビンボー★メーデー」は、大阪市東住吉区長居公園が会場。フリーターや野宿者約100人が集まった。プラカードには「時給2000円。有給休暇を」の文字が躍る。

 派遣として大学図書館を転々としてきた女性(29)の手取りは月約10万円。来春で3年契約が切れる。「自分はダメ人間だと感じてきた。同じような境遇の若者がいっぱいおり、しんどいと声をあげる勇気が持てた」

 別の公園で暮らす50代の男性によると、最近「泊めてほしい」と駆け込んでくる若者が後をたたない。「野宿とそうでない暮らしの距離が近くなっているのを感じる」

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070501k0000m040083000c.html

 集会に参加した社民党福島瑞穂党首は「これだけ多くの若者が参加するのは頼もしいが、それだけ彼らの生活はぎりぎりで、切実なんです」と訴えた。有給休暇分の未払い賃金約20万円を巡って請負会社と争っているという練馬区契約社員の男性(28)は「声を上げて訴えなければ、この社会は悪くなる一方だ」と切実に話した。

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20070430050.html
http://www.nhk.or.jp/news/2007/05/01/d20070430000119.html

写真
http://www.labornetjp.org/flashnews/2007/1177912249927flash
http://www.labornetjp.org/flashnews/2007/1177917412215flash
http://www.labornetjp.org/image/2007/0430-02/
http://www.mkimpo.com/diary/2007/mayday_07-04-30_bis.html

動画

取り上げたブログ
〔動画〕「生きさせろ」東京と大阪でフリーターや派遣労働者がメーデー: 低気温のエクスタシー(故宮)
憲法「表現の自由」や「異議あり」への安倍自民党の本音、「自由と生存のメーデー07――プレカリアートの反攻」デモ警備を見ればよく分かる。: 雑談日記(徒然なるままに、。)
http://kensirou2001.blog79.fc2.com/blog-entry-77.html
ピンポン!」(TBS)でも麻木久仁子が少し取り上げていたくらいです。ちなみに「親学」関連で明星大の高橋史朗も出演してましたが・・・

本日の転載:連休明け後、与党共謀罪審議入りを主張か

連休明け後、与党共謀罪審議入りを主張かより

みなさま

角田です。

連休明け後、与党が衆議院法務委員会で共謀罪の審議入りを
の動きを強める可能性がでてきました。
気を引き締め、共謀罪反対・廃案の運動を進めましょう。
5・13「これでもか!! 笑って読み解く大共謀集会」にご参加く
ださい。

与党が共謀罪審議入りを進めている思われる第一の理由は、
少年法改悪案、更生保護違法案の強行採決で法務委員会に
付託されている議案は、共謀罪と二つの民主党議案(議員立法
)のみになったからです。
参議院で審議・採択された法案がいくつか衆議院にまわってき
ていますが、まだ法務委員会におろされていません。
このままいけば、与党が民主の議員立法案をまともにとりあげ
られるはずもなく、否が応でも共謀罪の審議入りが問題になり
ます。

第二の理由は、改憲手続き法など四つの法案が政府・与党に
より強行採決されましたが、そのうちの二つは衆議院法務委員
会でおこなわれました。
これは、実に異常なことといわなくてはなりません。なぜ、与党
法務はこれほどまでに強行採決にこだわるのか。
とにかく強行採決をおこなう、その実績を積み上げる、そのこと
で、やるときは共謀罪でも何でも強行採決をするという威嚇をお
こなっていると考えられます。

第三の理由は、2月にだされた与党修正案は関係省庁と根回し
をしてつくられたものではないらしいということです。
早川理事が率先してつくったといわれる修正案は、法務省など
に根回しなしにおこなわれたといわれています。法務省は、与党
修正案に「批判的」とさえいわれています。与党修正案は、いま
までの法務省の「条約と共謀罪」に関する説明などを否定するも
のであるだけにそれも当然といえます。
そのことは、2月はじめの与党修正骨子案より2月下旬の修正案
の方が共謀罪対象犯罪が周囲の圧力で増えたといわれているこ
とからも推察することができます。

第四の理由は、参議院選を控え、与野党の対決ムードが高まる
なかで、政府・与党は強行採決ムードまん延だということです。
法務省が積極的に動きそうもない与党修正案が審議・成立する
見込みなどあるはずがありません。
自民党の早川理事ら与党法務の共謀罪推進派は、この政府・与
党の強行採決モードにのっかり、法務委員会での強行採決を繰り
返すことで、野党に共謀罪強行採決の脅しをかけ、自分たちの主
導のもと与党修正案を土台とした修正協議の道をひらこうとしてい
るのです。


私たちは、連休明け後、早川理事ら共謀罪推進派による共謀罪
審議入りの動きが一挙に強まる可能性があるとみなくてはなりま
せん。
気を引き締めて、共謀罪反対・廃案の運動を強めましょう。

以上です。

共謀罪については、保坂展人のどこどこ日記にくわしい。
このあたり
http://niphonese.jugem.jp/さんや競艇場から見た風景さんからコメントやTBいただきました。
確かに、今国会たいへんな法案審議が多くて、ほんと困ります。ブログがいくらあっても足りません。

4月に読んだ絵本

四月に読んだ絵本をご紹介。少ない傾向が続いている。これではいけない。

  1. 『あいつもともだち』内田麟太郎 降矢なな 偕成社 2004
  2. 『いっぱいいっぱい』トリシュ・クック ヘレン・オクセンバリー 木島始 ほるぷ 1995
  3. 『ホームランを打ったことのない君に』長谷川集平 理論社 2006
  4. 『まるいぬ まるいぬ』ケビン・ヘンクス ダン・ヤッカリーノ 灰島かり BL出版 2006
  5. 『とんとん!とをたたくのはだあれ?』サリー・グリンドレー アンソニー・ブラウン 灰島かり 評論社 2003
  6. 『ドラゴンだいかんげい?』デイヴィッド・ラロシェル 脇山華子 長友直子 徳間書店 2004
  7. 『にっこりねこ』エリック・バトゥー 石津ちひろ 講談社 2005
  8. 『にゅるぺろりん』谷川俊太郎 長新太 クレヨンハウス 2003
  9. 『こわいものしらずのジャン』アラン・メッツ 石津ちひろ 長崎出版 2006
  10. 『うるわしのセモリナ・セモリナス』A・Lマンナ C・ミタキドゥ G・ポター きむらゆりこ BL出版 2000
  11. 『うそつきなチルル姫』松井つかさ 星色スプーン 郁朋社 2000
  12. 『エマおばあちゃん』ウェンディ・ケッセルマン バーバラ・クーニー もきかずこ 徳間書店 1998
  13. 『おうじょさまのぼうけん』エルサ・ベスコフ 石井登志子 フェリシモ 2002
  14. 『おひるのアヒル』中川ひろたか 村上康成 PHP 1999
  15. 『かえるのあまがさ』与田準一 那須良輔 童心社 1977
  16. 『カーリンヒェンのおうちはどこ?』アンゲネルト・フックスフーバー 池田香代子 一声社 2004
  17. 『注意読本』五味太郎 ブロンズ新社 2002
  18. 『せなかにのって』谷内こうた あすなろ書房 2005

7番、バトゥー、まいぶうむです。
9番、どっかのピッチャーじゃありません。
10,11番、フェミニズム入ってるようですが、10番にはいやみがないです。
16番、戦争?で難民になったこどもがあちこち放浪する。最後に受け入れてくれたのは?
17番、けっこうあたってます。これをねたにいろいろ書けます。
別館にもあぷしましたが、BloggerはTBできないので、ここにもおいときます。