今週の「愛川欽也パックイン・ジャーナル」予定

http://asahi-newstar.com/program/packin/より

国民が忘れた頃に給油新法 与党衆院で可決・・・ほか
 
<コメンテーター>
田岡俊次朝日ニュースターコメンテーター)
田畑光永(ジャーナリスト)
二木啓孝(ジャーナリスト)
紺谷典子(経済評論家)
横尾和博(社会評論家)
 
<テーマ>
(1)国民が忘れた頃に給油新法 与党衆院で可決
15日の会期末を迎え、福田内閣が最重要法案と位置付けている補給支援特別措置法案の11日成立が確実になりました。参院で継続審議とする方向で調整していた民主党が9日、他の野党から反対されて方針を転換し、11日の参院本会議で否決する運びとなったからです。与党は11日中に衆院本会議で再議決し、3分の2以上の賛成で成立させる方針です。参院で否決された法案が再議決で成立するのは、1951年のモーターボート競走法以来、57年ぶりとなるそうです。2回の延長を重ねた臨時国会、同法案の成立で得るものはあったのでしょうか。
 
(2)防衛利権 謎の秋山氏賄賂全否定
日米の軍需産業と政界を結ぶパイプ役とされる「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀・常勤理事の参考人招致が8日午前、参院外交防衛委員会で行われました。「山田洋行」から国発注の毒ガス弾処理事業の下請け受注などに絡んで約1億円の資金提供を受けたとされる疑惑などについて、秋山氏は「そういう事実はない」と否定しました。また前防衛事務次官の守屋容疑者が逮捕前の証人喚問で証言した久間元防衛相と山田洋行元専務の宮崎容疑者が同席した宴席については否定する一方、守屋前次官を除く久間氏、宮崎元専務との会合や、額賀財務相との会合があったことは認めました。今後の防衛利権の闇はどこまで解明できるのでしょうか。
 
(3)米大統領選続く
米大統領選のニューハンプシャー州での予備選が8日、投開票されました。民主党ヒラリー・クリントン氏が、オバマ氏との接戦を制して首位を獲得しました。3日のアイオワ党員集会で3位だったクリントン氏が巻き返しました。一方共和党はマケイン氏とロムニー氏の争いになり、マケイン氏が勝利しましたが混戦模様です。
 
(4)低所得者 悲鳴が続く
新年の日本経済は波乱の幕開けとなっています。年明け早々からアメリカのサブプライム住宅ローン問題に端を発した「原油高・円高・株安」の三重ショックに見舞われ、世界経済にも暗雲が立ちこめているからです。

http://asahi-newstar.com/program/packin/onair/080110-005012.html

参院否決ののち衆院再議決は「1951年のモーターボート競走法以来、57年ぶり」だそうですが、モーターボートですか。ということは、とじまりようじんですな・・・